『JFP:Justice For Pato-chan』は、フィリピン人のトランス女性パトさんを支援すべく、有志により立ち上げられました。
2019年7月よりパトさんは東京入管に収容されています。彼女は病気の父親と一緒に暮らすため数年前に観光ビザで来日しました。家族滞在のビザを申請できることを知らず、オーバーステイでした。その後、父親は残念ながら亡くなりました。パトさんはビザがないので警察に捕まり、入管に収容されてしまいました。しかし、彼女にはまだ幼い兄弟や、母親が日本に暮らしており、フィリピンに帰る場所はありません。また、フィリピンではセクシャルマイノリティに対する差別が根強く、過去にトランスジェンダーを理由に暴力を受けた経験があります。国に帰ると迫害を受ける恐れがあり、帰国を拒んで日本で暮らすことを望んでいます。
しかし、パトさんはトランスジェンダーを理由に日本の入管でも差別され、収容所内で不当な扱いを受けています。1日の22時間を隔離された部屋に閉じ込められ、職員たちから「オカマ」と呼ばれるなど心理的虐待も受けています。
医療面の処遇も充分とはいえず、彼女はストレスによる自傷行為にも及びました。
現在、パトさんは4回目の仮放免申請中です。
これまでJFPのメンバーは、定期的な面会、差入れ、国内外への情報発信、入管前抗議やデモなど様々なかたちで行動してきました。
今後はより細やかで徹底したパトさん支援を心がけ、仮放免許可/ 在留特別許可まで、彼女の応援団として活動していく所存です。
つきましては、皆様にカンパのお願いをしております。
長期収容となり、パトさんのご家族にも経済的援助が望めない状況です。全てのカンパは、今後のパトさん支援(差入れ品購入、再審情願の弁護士費用、医師の意見書代、会の運営等)に充てさせて頂きます。
御支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
振込先
ゆうちょ銀行(振替口座) 記号番号 10950-17469701
(他行から振り込む場合)
ゆうちょ銀行 ゼロキュウハチ(098)支店 普通 1746970
口座名義は(JFPの)鈴木です。
JFP: Justice For Pato-chan
コメント