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カンパのお願い/Please Donate

  カンパのお願い(パトさんへの医療費補助支援及びパトさんの受診時に付き添ったメンバーへの交通費補助) *There is an English translation below.  わたしたち『JFP:Justice For Pato-chan』は、フィリピン人トランス女性・パトさんを支援するためのカンパを募集しています。  わたしたちが支援しているパトさんは、2020年10月6日に1年3ヶ月の差別的な入管での収容から解放され、晴れて仮放免を勝ち取りました*1。しかし、入管での長期収容と虐待の影響からさまざまな医療的ケアを必要としています。*2、シス女性の被収容者たちには1日7時間の自由時間があり、他の被収容者との交流もあるなか、パトさんは懲罰房に隔離され、一日2時間の自由時間しか与えられず、深い孤独と拘禁症状に苦しんできました。いま彼女は強迫性障害(Obennssive-Compulsive Disorder)を患っています。そして、精神科の受診とホルモン注射の再開に向けてメンバーとともに動いているところです。  一方で、仮放免中であるパトさんには就労が認められていません。また、国民健康保険への加入が認められていないため、医療費は全額自己負担となってしまいます。これらの不当な制約により、パトさんがご自身の力のみで今必要としている医療的ケアにアクセスすることは、非常に難しい状態です。  そこでJFPでは、改めて皆様にカンパをお願いし、パトさんへの医療費の補助支援及び、受診時にパトさんに付き添ったメンバーの交通費補助を行っていきたいと考えております(パトさんは現在、人の多い空間に恐怖を感じてしまうため、医療機関の受診にあたってメンバーの付き添いを必要としています)。  可能な限り持続的に支援を行うことを目指しておりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 カンパ振込み先: ・ゆうちょ銀行(振替口座) 記号番号 10950-17469701   (他行から振り込む場合)   ゆうちょ銀行 ゼロキュウハチ(098)支店 普通 1746970  口座名義はJFPの鈴木です。 ・paypal  https://www.paypal.com/paypalme/forpatchan どうぞよろしくお願いいたします。 *1:https://www.buzzfeed.co
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パトさんからの手紙

  9月28日にパトさんからお預かりしたカンパのお礼状です🌈 JFPからも改めて皆さまにお礼申し上げます! 『私のことを応援し、仮放免を願って下さる皆さまに「ありがとう」と伝えたいです。 仮放免申請の手続きに必要なお金をカンパして下さった方々にも感謝します。これは私にとって重要な問題でした。1年2ヶ月も収容されているので、経済的にも厳しかったのです。 私はいつ解放されるかわかりません。でも、カンパに助けられたことは忘れません。 そして、LGBTの方々や諸団体にも「ありがとう」と、心の底から伝えたいです。 懲罰と隔離による苦しみのなか、わたしは独りじゃないと感じられたのは、この闘いでわたしをサポートしてくれた諸団体とLGBTの人々のおかげです。』

カンパのお礼と中間御報告です

  この度、私たち J F Pが皆様にカンパのお願いを致しました折には、たくさんのご厚情をお寄せ頂きまして、ありがとうございました! お陰様で172000円ものカンパが集まりました。メンバー一同、感謝に堪えません。 私たちがパトさんにカンパの額を伝えましたところ、皆様の温かい御心に深く感謝申し上げておりました。 カンパは、まずパトさんの再審情願手続きにかかった弁護士費用の返済(70000円)に充てさせて頂きます。 これは彼女が手続きの際に保証人から立て替えて頂いた金額です。 心身の苦痛・長期収容のストレスに加えて、返済目処のつかない借金への不安をパトさんは私たちに打ち明けてくれました。 ご家族からの援助は難しく、もちろん、働いて返すことも出来ません。 そこで J F Pメンバーで会議し、まずはカンパから借金返済をしようという結論に至りました。 今回、私たちは保証人の方にご連絡差し上げました。10月中にお会いした後、立替分の振込をさせて頂く予定です。 これもカンパして下さった皆様のお陰です。本当にありがとうございました! 今回の大変喜ばしいパトさんの仮放免決定は、確実に皆様のご支援と抗議の賜物です。しかし、私たちの闘いはこれで終わりではありません。 パトさんのビザ、永住権の獲得、そして東京入管にこれまでの差別体質を改善させるまで続きます。 今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 J F P: Justice For Pato-chan

カンパのお願い

  『JFP:Justice For Pato-chan』は、フィリピン人のトランス女性パトさんを支援すべく、有志により立ち上げられました。 2019年7月よりパトさんは東京入管に収容されています。彼女は病気の父親と一緒に暮らすため数年前に観光ビザで来日しました。家族滞在のビザを申請できることを知らず、オーバーステイでした。その後、父親は残念ながら亡くなりました。パトさんはビザがないので警察に捕まり、入管に収容されてしまいました。しかし、彼女にはまだ幼い兄弟や、母親が日本に暮らしており、フィリピンに帰る場所はありません。また、フィリピンではセクシャルマイノリティに対する差別が根強く、過去にトランスジェンダーを理由に暴力を受けた経験があります。国に帰ると迫害を受ける恐れがあり、帰国を拒んで日本で暮らすことを望んでいます。 しかし、パトさんはトランスジェンダーを理由に日本の入管でも差別され、収容所内で不当な扱いを受けています。1日の22時間を隔離された部屋に閉じ込められ、職員たちから「オカマ」と呼ばれるなど心理的虐待も受けています。 医療面の処遇も充分とはいえず、彼女はストレスによる自傷行為にも及びました。 現在、パトさんは4回目の仮放免申請中です。 これまでJFPのメンバーは、定期的な面会、差入れ、国内外への情報発信、入管前抗議やデモなど様々なかたちで行動してきました。 今後はより細やかで徹底したパトさん支援を心がけ、仮放免許可/ 在留特別許可まで、彼女の応援団として活動していく所存です。 つきましては、皆様にカンパのお願いをしております。 長期収容となり、パトさんのご家族にも経済的援助が望めない状況です。全てのカンパは、今後のパトさん支援(差入れ品購入、再審情願の弁護士費用、医師の意見書代、会の運営等)に充てさせて頂きます。 御支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 振込先  ゆうちょ銀行(振替口座) 記号番号 10950-17469701   (他行から振り込む場合)   ゆうちょ銀行 ゼロキュウハチ(098)支店 普通 1746970  口座名義は(JFPの)鈴木です。 JFP: Justice For Pato-chan